秋がやって来ると『柿』の名前が挙がります。

以外に買ってまで食べないのですが、不思議と人からいただくことが多いですよね。

また、田舎がある人には、宅急便で大量の『柿』が送られてくるのではないでしょうか。

男性は、ついつい食べずに腐らせてしまった!

ナイフで手を入れず、面倒で食べきれないまま生ゴミへのパターンがほとんどです。

でも、柿って肌荒れがしやすい、中高年の方には、食べて欲しい理由があります。

 

Contents

柿は医者いらずと言われるぐらい栄養が豊富!

柿には栄養が豊富に含まれていています。

「柿が赤くなると医者が青くなる」という、ことわざがあります。

栄養価が高く健康食品として非常に優れていると言われています。

「柿を食べることで病気になる人が減ってしまい、医者の経営がままならなくなる」という一説もあるのだそうです。

それだけ柿には栄養がたくさんつまった食材でなのです。

では、柿にはどういった栄養があるのでしょうか?

 

柿の栄養成分『ビタミンC』

ビタミンCが豊富に含まれているといわれています。

ビタミンCは活性酸素の抑制により、お肌のシミ、そばかすなどの予防や、若々しいハリをもたらします。

しわ、たるみなどの美肌対策にも期待ができるといわれています。

 

柿の栄養成分『β-カロテン』

β-カロテンは、ビタミンCと同じく強い抗酸化作用を持つ成分!

ビタミンCと同時に摂取することで相乗作用が起こるため、肌荒れなどに効果的です。

特に干し柿の場合は、生柿と比較して約2倍のβ-カロテンを含んでおり、効率よく摂取することができるそうです。

 

柿の栄養成分『ペクチン』

ペクチンは食物繊維のことで、水溶性と不溶性の2種類があります。

柿に含まれるペクチンはそのほとんどが水溶性で、コレステロールの吸収を抑制する働きがあるためダイエットをしたい方にオススメです。

特に干し柿はペクチンの含有量が非常に豊富なため、便秘予防などにも効果的です。

ストレス社会には、おすすめです。

でも、カロリーが高めなので中高年の方には摂取の量には注意が必要ですね。

 

柿の栄養成分『タンニン』

タンニンはポリフェノールの一種であり、渋味成分のことです。

渋柿に渋さを感じるのは柿の中に可溶性のタンニンが含まれているからだといわれています。

普段よく食べているのは甘柿で、渋みを感じることはありません。

タンニンの働きは、血液中にある毒素や悪玉菌を減らし、血液の流れをよくする働きがあります。

すると体全体の新陳代謝がよくなると期待ができます。

柿タンニンは、中高年時期にある加齢臭などの臭いの元を消してくれるのだそうです。

これってありがたいですね。

 

柿は中高年の美容と健康を助ける働きがある!

ビタミンCとβ-カロテンの抗酸化作用の相乗効果で活性酸素を抑制し、お肌のシミ・そばかす、しわ、たるみなどの予防に効果が期待出来ます。

β-クリプトキサンチンというカロテンの一種には抗がん作用があることが報告され、ビタミンCとβ-クリプトキサンチンによる相乗的ながん予防効果は世界で期待されているようです。

柿のポリフェノールの量はぶどうの5倍にもあたると言われています。

動脈硬化など中高年に多い疾患に、ポリフェノールで血液をサラサラにしましょう。

意外と知られていないアンチエイジングの食材こそが柿だったんですね。