将来のために考る保険や住宅ローン、買い物に便利で今では必要な時代のカードローン、など利用の仕方次第で将来大変なことになるかもしれません。
そのため次のことをしっかり考えた上で、利用してみましょう。
特に多い事例を挙げてみました。
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定年後まで続く住宅ローンを組んではいけない!
家・マンションを買うか賃貸に住み続けるかの決断を迫られる瞬間は多くの人に訪れる。
買うならば大多数の人は銀行で住宅ローンを組むのだろう。
その返済が終わるのは、多くの場合30~35年後だ。
そのときあなたは何歳だろう?
遅くとも定年退職までには返済を終わらせないと、老後の生活資金を圧迫してしまいます。
古い日本では男性は一家を構えてこそ一人前だ、みたいな思い込みもありましたが、いま一人っ子同士が結婚すれば家は1軒余ります。
これは本当で、いまや東京では10軒に1軒が空家だんです。
企業では不動産への投資に消極的なうえ、供給過多なのです。
中古物件などにいい値はつかないのが現状。
いま40歳の人が買う方が得か、生涯かりる方が得かを試算すると、ほぼ同じなんです。
持ち家でペットを飼いたいから、などという人もいるでしょう。
最終的には個人の好みで決めるしかないですね。
必要以上の保険に入ってはいけない!
死亡保障2000万円などと言われても、独身者はそのお金を自分で使えないし、若ければ入院するほどの大病はまれ。
でも契約さえすれば直後でも何かあれば保険は下りるが、何もなければ普通、期間満了とともに掛金はパー。
一方、貯金なら、少しずつでも増えては行く。さてどっちがいい?
実は医療費がかさんでも、一定金額以上は高額療養費制度に基づき、各人が加入している健康保険組合から払い戻しを受けられます。
いまでは治る病気も増え、治療が終われば、どんどん退院できます。
なので50万円も蓄えがあれば、ほとんどの場合、対応できます。
その不足分だけ医療保険に加入するのもいい。
保険の選び方は、必要な額を必要な期間だけにつきます。
もし子育て世代の大黒柱が亡くなっても、会社員なら多くの場合、子どもが18歳になるまで遺族年金が支給されます。
相場は月々15万程度。
住宅を買っていたら、残ったローンは相殺され住まいは保障されます。
子どもが大学に進みたい場合、国立なら卒業までにかかる500万円程度をまかなえる保険で十分です。
ローン・キャッシング・リボ払いの買い物をしてはいけない!
現金で買い物をする際、人は予算の限度額を漠然と意識するし、支出に伴うリアルな痛みを感じるもの。
ところが、クレジットカードではその実感が湧きにくい。
クレジットカードを使うと、つい気が緩み出費が1.2倍ほどに跳ね上がっているでしょう。
いまは銀行で簡単にカードローンやキャッシングができてしまいますが、その金利はあまりにも高い。
いま大体14%ぐらいで、預金の金利は0.01%だから、なんと1400倍です!
高価な商品、サービスは貯金をして現金で買うことです。
限度額が設定されているリボ払いも、月々一定額、また残額に対し一定割合額などの支払いが長期にわたって続きやすい。
ここに落ち込むと、なかなか抜け出せませんから、予防のためにも常に現金は貯めておきましょう。