仕事以外で役立つ自分を見つける。
「自分は役に立っている。自分の存在意義は、ここにある」と確かに言える何かをつくっておくことが、幸福な生きがいをもたらしてくれます。
その「何か」を、仕事や会社に見つける人もいるでしょう。
しかし、50代からは、仕事や会社を離れてみてもいいかもしれません
もっと広い視野から、「世の中の役に立つ」「社会の中の自分の存在意義」といった見地で考えるのも面白いと思います。
そのほうが、より大きな生きがいを得られます。
自分の人間性の幅も広がるでしょう。
そういう意味からも、仕事に余裕のある人は、休日にボランティア活動に参加することも、一つの方法だと思います。
たとえば、 自分が暮らしている地域の自治体が募集しているボランティア活動に参加するのもいいでしょう。
国際交流や老人福祉などのボランティア活動に参加する方法もあります。
日本各地、あるいは海外で発生する自然災害などで困っている人に役立つ活動もあります。
人のために何かをするという行為は、世の中に役立つばかりではありません。
自分自身の心を清々しいものにしてくれます。
自分に生きる喜びを与えてくれます。
また、自尊心(プライド)を高めてくれ、生きる自信をもたらしてくれるのです。