ぶどうは、最高の栄養価のある果物!

医療で、疲労回復目的にぶどう糖を注射することがあります。

ぶどう糖は非常に吸収されやすく、疲労時に摂るとすぐにエネルギーが得られるからです。

このぶどう糖を甘味の主成分にするのが、果物のぶどう。

ぶどうは、糖、各種ポリフェノールを多量に含みます。

甘味の主成分は、ぶどう糖と果糖。

これらは摂取するとたちまち吸収され、代謝をスムーズにし、最短時間で細胞エネルギーになります。

豊富に含むタンニン、カテキン、アントシアニン、フラボノイド、レスベラトロールなどのポリフェノール類は抗酸化力が強力です。

活性酸素の発生を抑えて、発ガンや動脈硬化の原因になるLDLコレステロールの酸化を防ぎます。

 

抗酸化作用により、毛細血管の通りがよくなり、血圧や血糖がほどよく調節されます。

ぶどうをはじめとする果物類は血糖値上昇がゆるやかですから、高血糖気味の人は白米や食パンではなく、果物や玄米から糖質を摂ることで改善がはかれます。

最近注目されているポリフェノールが、レスベラトロール。

細胞の酸化を防ぎ、老化を抑制します。

 

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ぶどうは寿命を延ばすとされる長寿遺伝子を活性化します

赤ワインは、ポリフェノール効果で健康によい酒と広く親しまれています。

実際、フランス人はチーズやフォアグラなどの高脂肪食を食べ、心疾患リスクが高いにもかかわらず、心筋梗塞での死亡率はヨーロッパ諸国でもっとも低いのです。

赤ワインに含まれるぶどうの皮や実にあるタンニン、アントシアニンなどのポリフェノールがLDLコレステロールの酸化を抑えているからです。

多量のカリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出させて血圧を安定させます。

酸味の素のクエン酸やりんご酸は胃液の分泌を促し、食欲を増進させます。

ほかにもB群、C、Eなどのビタミン、鉄、カルシウム、マグネシウム、ヨウ素などのミネラルが豊富に含まれていて、果物というよりも「栄養剤」と言ってもよいでしょう。

 

ぶどうは紀元前3000年の古代エジプト時代から栽培されていました

日本には平安時代に伝えられています。

羊の東西を問わず、ぶどうは古くから親しまれている果物です。

ヨーロッパでは、その栄養価の高さから「畑のミルク」と呼ばれています。

イギリスや東欧では、デザートやおやつに食べるだけでなく、熟したぶどうのジュースは「MUST(マスト)」と呼ばれ、疲労回復、不眠症、むくみの妙薬として親しまれています。

ドイツ、オーストリアなどの自然療法病院で、ぶどうの収穫期にぶどうだけを食べて肥満、高血圧、心疾患などの改善をはかる「ぶどう療法」が行なわれています。

ぶどうはりんご、レモンとともに、アンチエイジングの要となる果物です。