「がんばる」「休む」のメリハリを大切にする

メリハリのない、ダラダラとした生活を送っている人には、「心が動じやすい」人が多いようです。

大学受験のカウンセラーとして有名な人は、こんな話をしていました。

「東大生は、一日中勉強ばかりしている人たちではない」

「東大生は日常生活の中で、趣味を楽しんだり、スポーツをする時間も、とても大切にしている」

つまり、「がんばる時間」と「リラックスする時間」のメリハリの作り方がうまいということです。

 

一日中勉強ばかりしているガリ勉タイプの人たちは、ストレスのはけ口がなく、気持ちが乱れやすくて、勉強への集中力を失いがちです。

一カ月くらいはがんばって勉強に没頭できますが、それが長続きしません。

途中で気持ちが折れてしまって、挫折するケースも多いのです。

 

ですから、勉強する時間と同じように、趣味や遊び、スポーツなどでリラックスする時間を大切にしている人のほうが、勉強への集中力も増しますし、やる気も持続すると言います。

この「メリハリが大切」という考え方は、社会人の仕事への取り組み方にも当てはまるのではないでしょうか。

「毎日、夜遅くまで残業している。休日関係なく働いている」といった人は、長時間働いているわりには、仕事の成果は低いのではないでしょうか。

やはり、「がんばる時間」と「リラックスする時間」をバランスよく取り入れて、メリハリある働き方をしている人のほうが、大きな成果を成し遂げられるように思います。

仕事一辺倒の生活を見直すと、効果が出るかもしれません。