脳をシャキっとさせていますか?

そのためには睡眠はとっても大事なんです。

 

夜アフター5は、脳のメンテを行う大事な時間。

夜は脳のメンテナンスの時間。

そのためにはしっかりと睡眠時間を確保する必要がある。

十分な睡眠をとって初めて、やる気スイッチをオンにすることができるのだ。

長時間の残業や連日の飲み会で常に睡眠不足という人、日中はいつもぼーっとして仕事に集中できないのでは?

それでは脳が満足に機能しないのも当たり前。

 

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その日の成功も失敗も自分だけのものと考える

仕事で上司に褒められた、あるいはミスをして怒られた。

こうして1日の終わりに舞い上がったり凹んだリするのは、せいぜい20代までにしておこう。

「会社と自分を一心同体と考える人ほど、大量の仕事を押し付けられてうつなどに陥ってしまいます。

成功も失敗も、誰かに判断してもらうのではなく、自分がそう思うかどうかということ。

やる気というのは、こうしたら自分は成功すると思うことで生まれてきます。

やる気の維持は人に振り回されないことでもあるのです」

むろん、褒められることは悪いことではないが、簡単に褒め言葉を欲しがらないことも大事。

30代後半からは、周りの評価に踊らされず、成功も失敗も自分だけのものと考えるべし。

 

仕事を家に持ち帰らない

脳には基本回転数と呼ぶべき機能がある。

回転数が上がれば、ここぞというときにぐっと集中力を高めて問題に対処できる。

脳に蓄えられている記憶を瞬時に思考に結びつけることもできる。

そんな能力のことだ。

ところが、時間の制約がないとこの基本回転数は上がりません。時間をかければ仕事は終わるはず、と思っていると回転数は上がらず、結局はかどらないまま一日が終わってしまいます。

そのうえ、疲れたからといって仕事を家に持ち帰る。

これは最もやってはいけないことです。

試験を受けているつもりで時間の制約を設け、仕事は絶対に家に持ち帰らない。

それが本当の意味でのデキる人。

安らかに眠るための儀式を作る

“入眠儀式”という言葉がある。

寝る前の行動をパターン化し、一連の手順を踏むというもの。

この手順に入った瞬間から脳とカラダの眠りの準備が整っていく。

いわゆる自己催眠だ。

たとえば、夕食→食器などの片付け→明日の準備→入浴→読書→入眠といった具合。何も考えずともこの流れを追っていけば、自動的に眠くなるのだ。

ただし、この儀式の中では交感神経が興奮するような行動は避けてください。

激しい運動や議論、熱い湯での入浴、ゲームやネットサーフィンなどです。

むろん、家に持ち帰った仕事にとりかかるなんてことは 言語道断。

明日のために自分なりの儀式でスムーズな入眠を。

 

眠る前に、いい加減勉強をする

眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠があるのは、もうご存知だろう。

前者はカラダは不動、脳が猛スピードで働いている状態で、後者はそれ以外の眠りの状態だ。

余分なエネルギーを使わず、脳だけを使っているのがレム睡眠です。

このとき脳の中にあるのは、起きている間に入ってきた情報、とくに寝る直前の情報です。

コンピューターが再起動するように、レム睡眠中はいらない情報が消され、濃い情報が残って整理されるのです。

ですから寝る前、ぼんやり本を眺める程度のいい加減な勉強は有効です。

キーワードを頭に入れておけば翌朝には考えが整理されているはず。

このいい加減勉強、好きなことであればなおよし。

 

睡眠で脳をきちんとメンテする

常に仕事にやる気満々、徹夜することも厭わない。

なんてことはありえない。

やる気スイッチをオンにするためには、睡眠による脳のメンテナンスが必要だからだ。

脳のメンテには最低でも6時間の睡眠時間が必要です。

ノンレム睡眠とレム睡眠は交互にやってきますが、1サイクルで約90分かかります。

睡眠は2フェーズに分かれていて、前半はレム睡眠の時間が長くカラダのメンテが行われます。

後半はノンレム睡眠の時間が長くなり、脳のメンテに充てられ ます。

2フェーズを確保するためには、最低でも6時間は必要ということなのです。

毎日の起床時間から逆算して、就寝時間もできれば決まった時間に設定するのがベスト。