40歳からの、まわりに流されない時間の使い方

「自分の時間」に対して、もっとシビアになる

最近、時間が過ぎるのが速いと思いませんか?

年を重ねるにつれ、若いころの1年が1ヵ月のようなスピードで過ぎていきます。

あなたは、もっと時間があったらなにをしたいですか?

 

海外旅行に行きたい、英会話をマスターしたい・・・さまざまな願望があると思います。

20代、30代なら、漠然とそういった願望を持ってもいいでしょう。

しかし、繰り返しますが、40代は人生の折り返し地点です。

それほどたくさんの残り時間があるわけではありません。

やりたいことがあるなら、あと回しせずに、いまからやるべきでしょう。

 

「いつかやろう」と思いながらこの先の人生を過ごすより、やりたいことをやっている人生のほうが、充実しているのはいうまでもないと思います。

それでも、「忙しくて時間がない」と言い訳する人もいるでしょう。

しかし、40代にもなれば、仕事を減らすのは難しくないのではないでしょうか。

中堅ともなれば、なにをやるべきか、なにをやらないべきかがわかってきているはずだからです。

本当は時間をつくれるはずなのです。

それができないのは、部下に仕事を任せるのが下手だったり、効率よく仕事をこなせていなかったり、あるいは毎晩のようにお酒を飲んだりしていて時間を浪費しているからかもしれません。

 

40代は、いったん立ち止まって思考をめぐらせる時間を持つべきだと思います。

1日10分でも15分でもかまいません。

なんともなしにスマホでネットを見たり、メールをチェックしたりせず、思考の時間をつくってほしいのです。

ひと昔前は、タバコを吸う人たちはこういう時間がありました。

喫煙所で物思いにふけるのは、実は大切な時間だったのではないかという気がします。

「あ、あの案件もそろそろ進めないとな」

「さっき、鈴木にきつくいいすぎちゃったかもな。あとでフォローしておこう」

このようにタバコを吸いながら、やらなくてはいけないことを思い出したり、自分の行動を反省したり、さまざまなことを振り返る時間になっていたと思います。

いまは仕事の生産性を上げるために隙間時間も有効に使え、という考えが浸透しています。

だから電車の移動時間もスマホをいじったり、そうでなければ居眠りをしていたりしている人ばかりです。

 

20代、30代はそういう時間の使い方でもいいでしょう。

私も電車のなかでは1分1秒たりとも無駄にしたくなくて、本を読んでいました。

そういう生活をしていると時間が過ぎるのが速く、あっという間に1年、5年と過ぎてしまいます。

気がついたら玉手箱を開けた浦島太郎状態です。

したがって、40代は、どこかで強制的にスイッチを切って、思考する時間を持つべきなのです。

進むばかりでなく、流されるばかりでなく、立ち止まる時間も必要ではないでしょうか。

 

人生の優先順位をしっかり決めること

そういわれても、「朝から晩まで働き詰めで時間がない」と思っている人も多いでしょう。

しかし、時間はつくるものです。

そこで、早寝早起きです。

若いころは夜型だったという人でも、ぜひ一度チャレンジしてほしいと思います。

若いころは目覚まし時計が鳴っていても起きないくらいに睡魔には勝てないものですが、40代になると自然に早起きできるようになります。

私は、夜は11時には寝て、朝は5時には起きています。

早起きをはじめたころは、たしかにつらい時期もあったのですが、体調が悪くても天候が悪くても、とにかく5時に起きるよう心がけていたら、自然と習慣になりました。

多忙なビジネスパーソンが夜早く眠るのは難しいかもしれませんが、残業をせず飲み会にも参加せずに帰れば可能なはずです。

 

まずは週に1日か2日、早く帰るように心がけたら、やがて毎日できるようになるのではないでしょうか。

40代は、「時間」というものに対して、もっとシビアにならなければなりません。

人生の優先順位をきちんと決めて、時間を配分すべきです。

そうでないと、本当にあっという間に月日は流れ去ってしまうものです。

朝の出勤時間や仕事を終える時間、お昼休みや休日の時間の使い方は自分で決められるはずです。

有意義な時間の使い方ができるようになれば、それだけで充実した生活にシフトしていくでしょう。