ー日1回は笑顔をつくる「ごきげん」のすすめ
つらいときこそ、笑顔をつくってみることだ。
笑顔は、楽しいこと、おもしろいこと、うれしいことがあったときだけのものではない。
つらいときにも、あえて笑顔になることで、楽しさがもたらされるのだという。
つらいときにこそ、あえて笑顔をつくり、胸を張り、そして深呼吸する。
つくり笑いであっても、顔の筋肉が反応し、楽しくなるのだ。
そうすると、ストレスは最小限ですみ、健康な状態を早く取り戻せる。
健康でさえあれば、いつでも再チャレンジは可能である。
もちろん、苦しいときにつくり笑いをするより、自然な笑いがこほれるほうがずっと健康によい。
ニッコリ笑った笑顔を見れば、周囲の人も明るく、楽しくなる。
そうした自然の笑みは、感謝から生まれてくる。
人に「ありがとうございました」という気持ちを持った途端、それまでの怒りや不満から解き放たれ、幸せな気分になって、自然と笑顔が生まれてくる。
感謝は、自分が人の役に立つことで、人からも得られる。
道を聞かれたら親切に教え、災害が起きたら少しでいいから義援金を送る。
ボランティア活動を行なう。
困っている人がいたら相談に乗るだけでもいい。
あるいは、仲間を助けるのでもいい。
そうして人の役に立つことは、自分自身が健康になる秘訣なのだ。
笑顔を忘れず、目の前のことに真剣に取り組み、周りの人とともに一生懸命生きる。
そんな世の中に感謝する習慣を持つと、健康長寿につながる。
笑顔を忘れない「ごきげんおやじ」の周囲には、いつも人が集まるのだ。