疲れやすいと疲れにくいのは人の性格も関係している!
特に頑張り屋さん気を付けた方が良いのでは?
世の中を見渡すと、同じ仕事を同じ時間していても、まったく疲れを見せない人もいれば、すぐに疲れてしまう人もいます。
長時間、商談をしてまったく疲れない人もいれば、わずかの時間、商談をしただけで疲れてしまう人もいます。
この差はいったいどこからくるのでしょう。
能力、体力、その日の体調・・・、稀に遺伝的な要因がそうさせていることもありますが、多くの場合、そこに関係しているのは実は性格です。
いうまでもないことですが、私たちは日々、たくさんのストレスに曝(さら)されながら生きています。
ストレスをためない性格をしていれば、疲れの度合いも弱まりますが、ストレスをためやすい性格をしていると、疲れはどんどんたまるばかりです。
もしあなたに、寝食を忘れて仕事に没頭しやすく、少々体調不良でも頑張ってしまう傾向・・・
まじめで仕事に熱心、頼まれごとを嫌と言えず引き受けるなど、いわゆる行動パターン分類でいうA型人間(Aggressive = 攻撃的、Active= 積極的の頭文字Aからつけられた名称です。血液型ではありません)の傾向があるようなら、疲れやすい性格で、病気を招く可能性があるかもしれません。
A型人間は、上昇志向が強く、せっかちで負けず嫌いの傾向があり、心臓病などにもかかりやすい性格といわれています。
その他、次のような方も疲れをためやすい性格といえます。
●人に弱みを見せられない
●生まじめで肩の力が抜けない
●お人好しで頼まれごとが断れない
●オン(仕事)とオフ(休み)の境目がない
こうした傾向のある人は、疲れがたまりやすいタイプといっていいでしょう。
また、非常に好奇心旺盛な人も同様です。
常に新しいことや刺激を追い求めようとすると、多方面に興味が向きやすくなり、一度に複数のことをはじめるなどして、自分では気がつかないうちに心身を酷使するため、疲れを招き寄せやすくなります。
では、こういうタイプの人は疲れとは縁を切ることができないのかというと、けっしてそんなことはありません。
性格そのものを変えるというのは大変難しい間問題ですが、休みをうまくとり入れ、日常生活の中に心身をリラックスさせる時間を作ることができるようになれば、「疲れにくい性格」に変わることができるでしょう。
このように日頃の考え方を一つ変えるだけでも、あなたの身体に本来備わっている力を蘇らせることができ、疲れにくい状態を実感できるようになれば、毎日をより快適に過ごすことができるようになるでしょう。