自分のために使う時間を増やす。

多くの人は、50代になると、時間的にゆとりを持てるようになります。

管理職や重役として猛烈に働く人もいますが、ほとんどの人は、取引先をバタバタと駆けずり回るような忙しい働き方をしないですむようになるでしょう。

夜遅くまで残業することも少なくなってくるでしょう。

家庭でも、子育てから解放されて余裕が生まれるようになります。

 

こういうゆとりや余裕は、「自分の時間」と言い換えることができます。

ですから、ただボーッと味わっているだけではもったいないと思います。

「やりたいと思っていたけれど、忙しくてできなかったこと」といったものがあるはずです。

時間的なゆとりを有効に活用して、そのような「やりたかったこと」や「興味があったこと」「好きなこと」「楽しそうに思えること」に着手していくことが大切です。

自分の時間をそのように使うことが、人生の充実につながっていき、50歳からを楽しむ生き方のコツになります。

これは、趣味や遊びといったことだけには限りません。

仕事においても同じです。

特に自営業や自由業の人は、「やりたいと思っていたけれど、忙しくてできなかった」仕事があるのではないかと思います。

そのような、自分が本当にやりたかった仕事に着手できるのも、50代からの特権だといえるでしょう。